パパの極意
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    ファザーリング・ジャパン代表理事、安藤哲也さんがパパのマインドをロックする。ファザーリングの入門書の位置づけになる本。

    この本に出会ったのはファザーリング・ジャパンに入会する前、ちょうど娘が生まれて数カ月のときで、むさぼるようにして読んだなー。

    娘が生まれて、職場で「子どもをお風呂に入れるのが最優先事項なので夜6時に帰ります!」と高らかにパパ宣言をした。でも、職場の雰囲気とか世間の常識とか、さらには男の沽券とかが邪魔して、揺れてしまうことがあった。

    そうしたとき、安藤さんの本書を手に取った。「ぼくはこういう生き方をしていきたいのだ!」と随分と励まされたのを思い出す。

    気が付いてみたら、いま自分自身はファザーリング・ジャパンの理事になり(していただき)、パパの生き方をテーマに人前で講演をするような立場になっている。まさに、安藤さんにロックオンされてしまった格好だ。それもまた良し!

    男の生き方を変えてしまう凄い本。問題意識をもっているパパのOSをバージョンアップさせてしまう。何を隠そう、ぼくがその実例であった。
    3年位前から、若いパパたちの姿が急に増えはじめたのだ。うれしい反面、僕には気になることがあった。それは、会場に来ている父親の中に「笑わないお父さん」がチラホラいることだった。ナンセンス絵本など、僕らは笑える絵本を好んで読むのだが、最後までまったく笑わないパパがいる。彼の表情は冷めていて、まるで観たくない子ども向け映画にイヤイヤ付き合わされているかのようだ。なぜだろう? 

    たとえば、おかしな絵本で会場が大爆笑のとき、その子の表情は一瞬ぴくりとするものの、笑顔までは行き着かない。すぐ隣の子が腹を抱えて笑っているのに、その子はひきつった顔で父親のほうを振り返り、「笑っていいの?」というような眼差しを送るのだが、当の父親もぴくりとも表情を変えない。(途中略)僕は「ああ、きっとお父さん・お母さんが家で笑っていないから、この子は笑い方を知らないんだな」と想像してしまうのだった。

     自分たちの子育ての体験をもとに「育児は義務である前に愉しい権利。楽しみながら子育てをし、子どもとともにパパも成長していこうよ」と世のパパたちや、将来父親になる若い世代に伝え、意識改革をしていく。

    僕の持論として「人生は寄せ鍋みたいなもの」というのがある。一度きりしかない人生だから、仕事、育児、PTA、趣味(ロック・ミュージック、ボランティア、夫婦の時間、やりたいことはすべて鍋に放りこんで、ぐつぐつにで味わい尽くしたい。その鍋の味付け、つまりマネジメントは自分次第。つまり父親は、人生という寄せ鍋の鍋奉行になればいいと思うのだ。 

    自分らしく育児ができる父親がなかなか育たない原因の一つに、「母親に寄る育児の囲い込み」という面があるのも否定できない。それはママたちに育児を任せきりにしてきた社会にも責任はあるが、当のパパたちがやる気になっているのに、自由にやらせてあげないのはもったいないと思う。実際、僕のママ友達が仕事で休日家を空けるときによく口にするのが、「パパに頼もうと思っても、安心して任せられない」というセリフだ。
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