わが家の子育てパパしだい!
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    元保育士にして大学准教授、ファザーリング・ジャパンを立ち上げ、関西のファザーリングを締めるドン小崎さんによる初の育児書。

    小崎さんがパパ講座で教えている内容が、一冊の本に。
    これぞ、パパのための育児書

    小崎さんの講義はすごく面白くて、役に立つ。関西弁の軽快なトークで、保育士時代やご自身の育児をベースに笑いで聴衆をグイグイ引き込む子育て漫談。理論的なところもしっかり押さえ、プロの話し手のなせる技だ。

    ぼく自身、小崎さんの講演で学んだことで、日々の子育て実践で参考にしているところが多々ある。たとえば、本書で掲げられた10のポイントはいつも意識してます。

    <子どもが輝く!パパ育児10の実践>
    1.毎朝、笑って「オハヨー」・・いま、笑えない子どもが増えている
    2.育児こそ、朝活!・・朝の絵本はおすすめ!
    3.子どもの「食」にかかわろう・・食べ物をくれる人に悪い人はいない
    4.子どもの「好き」にアンテナ3本!・・我が子の友達の名前いくつ言えますか?
    5.「早く」を禁句に!・・合わせるべきは子どものペースとルール
    6.とにかく「大好き!」と伝える・・からだごと飛び込んできてくれますか?
    7."遊び人"になろう!・・からだを張ってダイナミックに
    8.絵本にハマる!・・パパ目線の一冊を探そう
    9.いざ、子どもとおでかけ!・・ふたりっきりが父子を成長させる
    10.イベントで、サプライズを!・・・忙しいなら量より質で勝負


    子どもの発達段階に応じて、子どもとのつき合い方を変えていくことの必要性。具体的にどうかかわっていけばよいのか、しかもパパとしてどう子育てと向き合えばよいのかについて、ここまで実践的に教えてくれる本はありません!
    子どもって、あっという間に成長しますよ。生まれたと思ったら歩くし、歩くと思ったらランドセル背負うし、気がついたら学生服着てる。

    10歳ってね、子どもの育ちにとって大きな分岐点なんです。それまではずっと養育を受ける「受動的な存在」。でも、10歳からは自分で考え、生活することが求められる。つまりそこから「能動的な存在」になる。だからそれまでに、自分の力でなんでも吸収し、それを栄養に変えていくための"根っこ"をしっかり作っておかないと、伸びていけない。

    ママだけでなく、パパがどれだけ子育てに関心をもち、関わるか。それが子どもの根っこの強さを決めます。

    ぼくは生まれたばかりの赤ちゃんを"地上最弱のほ乳類"と言いましたが、二歳児は逆に"地上最強のほ乳類"。パパやママによく言うのは、「あいつらを人間やと思ったらあかんで!」ということ。「恐竜を飼ってる」または「怪獣を飼ってる」ぐらいでちょうどいい。

    ぼくはこれを「戦略的育児」と呼んでます。子どもを育てることに対して、先を見通しながら戦略を立てていく。いろんなことをシミュレーションしたり、作戦を練ったり、お金を貯めたりする。そこで欠かせないのが、パパの存在ですよ。だって30年、ママひとりにまかせるつもりですか?

    人生で一番高い買い物は何ですか?家とか保険とかよく言うけれど、ぼくは絶対に子どもだと思います。彼らにかける時間、想い、お金、情熱、手間ひま・・・もちろん子どもはモノじゃありません。でも、親が人生で一番力をいれるものであるのは間違いない。

    子どもと仲良くなりたいパパは、快を与える存在をめざすべし。それは、むずかしい話ではなくて、ご飯を食べさせてあげる、オムツを替えてあげる、眠いときはトントンしてあげるというベーシックなかかわりをなるべく多くしてほしいということ。

    ただし、そのときに気を付けてほしいのが、無言でやっていないか?ということ。見ていると、自分から笑いかけたり話しかけたりできないパパがほんとうに多い。まるで修行僧みたいに黙々としてますね。あれはアカンですねー。

    ふたつ目のツボは、安心と安定。子どもの安心・安定は何かというと、「繰り返し&いつも一緒」です。子どもたちが求めているのは、「自分の思っていたものがそこにあらわれる」「自分の思っていたとおりになる」ということ。これがまさに子どもにとって安心・安定できる最大の要因です。

    だからパパは「ママのいつものやり方」をしっかり理解して、それをマネすること。快と安心・安定においては、オレ流、パパ流はいりません。ママ流でいくべき。

    この快と安定をしっかりおさえたうえで出てくる子どもの欲求が、興味関心を与えてくれること。これって、つまり「遊んでくれる人」。はい、パパさん、出番ですよー。

    子育てをしていくうえで、もうひとつおさえておいてほしいのが、「母性」と「父性」の役割とそのバランス。まず、子どもを育てるうえでは、やっぱり母性が中心ですね。これは、優しさであり、包み込み、受容する力。子どもをありのまま、丸ごと受けとめるのが役割です。

    でも、残念ながら母性だけでは子どもは育ちません。もうひとつ、何が必要かというと「父性」。強さや"切る力"です。

    結局のところ、このふたつのバランスが大事。それがうまくとれている状態を、ぼくは"いい育児力"と呼んでいます。母性と父性のバランスを上手にとる簡単な方法は、パパとママがそれぞれ役割分担をすること。ただし、母性=母親、父性=父親じゃありませんよ。

    いま、「二人目のママになっているパパ」の問題を、子育ての現場ではよく耳にします。優しいママと優しいパパだけでは、子どもの育ちはアンバランスになってしまう。そうではなくて、ママが優しいときは、パパはあえて逆側から子どもに厳しく接する。そんなふうに意識してほしいなと思いますね。

    子どもを育てるその先には、幸せな家族というゴールがある。そこをパパがしっかりと考えて、みんなの幸せをリードしていってほしいなと思います。

    いままでは、ずっと母親たちが中心に子育てをしてきました。でも、こんなに楽しい子育てをやらない男性はもったいないし、それをずっと独り占めしてきたママたちはずるいんじゃないって思います。こんなにエキサイティングでクリエイティブな活動は、子育ての他にはないですからね。

    パパとママがいっしょに子育てすることで、家族が幸せになれる。その中心にパパがいて、パパが主人公であってほしいと思います。


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